相続・遺言
みなさんは相続対策をされていますか?
今日、争族になってしまう方が増えているように感じます。
自分たち・子供たちは「絶対大丈夫」そういう方ほどもう一度話す機会を作ってください。
《争族になりやすい事例》
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・配分に納得がいかない
→遺留分を請求する!! -
・相続人の1 人が生前介護など面倒をみていた
→私が多くもらうべきだ!! - ・遺産は不動産のみ→誰の所有にするべきか、、
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・前妻・夫との子供がいるが連絡を取っていない
→急に連絡がきて遺留分を請求された -
・相続財産の内容を相続人が把握していない
→他に大きな財産がないかと疑心暗鬼に
……など
《円満相続にするためには?》
- ・公的な力をもつ遺言書で自分の意思を残す
- ・事前に自分が亡くなった後の話を積極的にしておく
- ・公平に財産を分配する ……など
遺留分とは?
法律で定められている法定相続人に認められている最低限の遺産取得分のことです。
被相続人の遺産は、法定相続人が定められている基準に従って遺産を受け継ぎます。
しかし、被相続人が「〇〇(愛人・他人・団体)に財産の全てを譲る」と記した遺言を残した
場合、相続人は財産を受け取ることができません。
そんなときに「遺留分」を主張することによって、法的に定められた取り分を請求すること
ができる可能性があります。
遺言とは?
財産を誰に分配するか、自分が亡くなった後どうしてほしいか、など自分の意思を記しておく手紙のようなものになります。
「自宅は長男に譲りたい」「長女には一切財産を渡したくない」などは、周りに伝えていても法的な効力は全くありません。遺言書という形で残すことによって初めて法的な効力を発揮します。
また財産を記しておくことで残された相続人が、財産を明らかにする必要がなく相続人の負担を軽減します。
トラブルにならないように生前対策でしっかり準備しておきましょう。